セガサターンゲームパッドのデザインした時の話
こんちゃ
皆さん覚えてます?
ゲーム機のあれです、そのパッドのデザインをしたのは自分です。
当時、とある企業から、ゲームパッドを作ってほしいと依頼があり、会社がそれを受けました、いざ最終段階で、会社がゲーム業界なんて胡散臭いので、やめたいと言い出したため、その業者にせっかく作ったので、セガに売り込みに行くといって持ってい行きました。
それからしばらくして、業者から電話が。
「デザインとおりました!」
「配分どうしましょう?」
と言われ、またまた~と思い、いや良いですよ、自分が作ったという事実さえあれば、多くのユーザーさんに使ってもらえるならと。
あの時のコンセプトは、手になじむもの、裏に引っ掛かりがあり、力が入ること、ボタンが押しやすいこと、スタートボタンは、親指を伸ばす真ん中に位置すること。
コードが邪魔になるので、パットの真ん中をへこませ、断線と引っ掛かりを少なくすること、そして一番自分が言いたかったことは、怒り狂った時にぶつけて壊しても、安く買いなおせること。
この観点からブーメラン型になったわけですが、今もユーザーさんが喜んで使ているらしく、とてもありがたいことです。
スーパーファミコンが出たころの話ですね。
自分は、プログラマーだった当時、何でも屋状態であったため、大阪日本橋、協立電子にいってICをあさって、まさにハロを作ったアムロみたいに、1つの基盤で、すべてのゲーム機につながるパッド、連射スイッチをつくって頑張ってました。
人間何がどうなるか実にわからないという、地でやってました。
皆さんも頑張って、楽しんで仕事してくださいな。
ではまた。
to be continued.